こんにちは、しゅんぱちです。
稼ぎたいと思っていた過去
FXを始めた当初、僕はずっと「稼ぎたい」と思っていました。
勝ちたい、抜け出したい、認められたい。
その強い思いが、僕を動かしていた。
でも、どこかでずっと息苦しさがあったんです。
チャートを開くたびに、心がザワつく。
エントリーの瞬間、勝ち負けの感情に飲まれる。
損切りをしたときは、自分が否定されたような感覚になる。
勝ったときでさえ、次のトレードへの恐れが湧いてきて、
「今のはたまたまだ」と自分を疑ってしまう。
勝っても負けても、どこか安らげない。
ずっと戦っているような感じがしていました。
あの時の僕は、ずっと外の世界に評価を求めていた。
「すごいね」と言われたくて、
「これで食っていけるんだ」と証明したくて、
自分を追い込んで、稼ごうとしていた。
本当の目的に気づいた瞬間
だけどある日、ふと気づいたことがあったんです。
「俺、誰のためにこんなに必死になってるんだろう?」
「本当に稼ぎたい理由って、なんだったっけ?」
その時、深く静かな感覚の中で、心の奥から声が聞こえた。
「自分のために、稼いであげたかったんだよ」
その言葉が出てきた瞬間、何かがストンと落ちたような気がしました。
そうか、僕は今まで「稼ぎたい」と思っていたけど、
本当は「自分を助けてあげたかった」んだ。
過去に苦しんできた自分に、
「もう大丈夫だよ」と伝えたかったんだ。
メタ認知とFXの変化
その日を境に、僕の中で何かが変わり始めました。
FXに対する向き合い方がガラッと変わったんです。
以前の僕は、
勝てなきゃダメ。
失敗したら価値がない。
とにかく数字を出せ。
という“無意識のプレッシャー”に縛られていました。
でも今は違います。
「自分、今のトレードはどうだった?」
「冷静に判断できてたなら、それで十分だよ」
「また次、一緒にやっていこうな」
そんな風に、まるで相棒のように、自分と会話するようになった。
トレードの勝ち負けよりも、
“自分を丁寧に扱えたか”の方が大切になってきた。
たとえばエントリーを見送ったとき。
前なら「チャンスを逃した」と後悔してたけど、
今は「焦らずに守れたね」と自然に思える。
損切りになったときも、
前は「最悪だ」と自己嫌悪に陥っていたのに、
今は「よくルールを守れたね」と自分を褒められるようになった。
お金との関係が変わった
お金に対する見方も、まるで変わりました。
「もっと稼がなきゃ」という焦りはなくなって、
「自分の心が豊かになるように使いたい」と思うようになった。
食べたいものを食べさせてあげたい。
行きたい場所に連れていってあげたい。
気分が落ちたときは、静かなカフェで一緒に心を整えてあげたい。
お金を“愛の道具”として使う感覚に変わっていった。
その頃から、自然と結果もついてくるようになったんです。
トレードの精度が上がった。
感情で動かなくなった。
再現性のあるルールを守れるようになった。
なにより「自分を裏切らない」感覚が、すごく安心感をくれた。
それがそのまま、収益にも反映されていった。
でも一番うれしかったのは、
そのお金で何を買ったかじゃなくて、
「自分、今日もありがとう」と心から言えたことでした。
自分のために生きるという選択
FXは、自分との信頼関係を深める旅なんだと思います。
僕はこれからも、誰かに証明するために稼ぐんじゃない。
過去の自分も、今の自分も、未来の自分も、
全部ひっくるめて大切にしてあげたいから、
そのために、稼いでいこうと思います。
ここまで読んでくださっていつもありがとうございます😊感謝。