【自分を100メートル離れて見てみる】“客観視”で手に入れる、ブレないトレードと人生の集中力

FXトレーダーのメンタル管理

こんにちは、しゅんぱちです。

今回は、「自分を客観視する」というテーマで書いていきたいと思います。

FXの話に限らず、日々の暮らしや人との関わり、そして人生全体において、

「自分を客観的に見られるかどうか」で、物事の捉え方や感じ方が大きく変わります。

僕自身、トレードを通してこの“視点の置き方”の大切さに気づかされました。

では、どうすれば客観的に自分を見ることができるのか?

そして、それがどんな変化をもたらすのか?

日常のイメージから、FXトレードに活かす方法まで、

わかりやすく解説していきます。

◆ まずは“100メートル後ろから見る”イメージ

「客観視しましょう」と言われても、最初は難しいですよね。

そこで、僕がおすすめするのが、

“自分を100メートル後ろから見ているイメージ”を持つこと。

たとえば…

・今、自分はスマホを見ている

・今、自分は感情的になっている

・今、自分はチャートにのめり込みすぎている

こんなふうに、「今、どんな自分がそこにいるのか?」を

まるで映画を見ているかのように少し離れた場所から見てあげるんです。

イメージで言えば、

自分が“着ぐるみ”に入って体を動かしているような感覚。

あるいは、魂がロボット(肉体)を操作しているような、

アニメ『進撃の巨人』のような世界観。

「これは自分の人生というゲームであって、今、自分はこのキャラをこう動かしているんだな」と。

そんな風に一歩引いた視点を持つだけで、驚くほど感情に巻き込まれなくなってきます。

◆ 客観視できると“のめり込み”がなくなる

FXのトレードでもっとも危険なのは、のめり込んで冷静さを失ってしまうこと。

・含み損を見て、感情的にナンピン

・予想が外れて、イライラしながらエントリー

・ポジションを持っていないことに焦り、無理やりエントリー

これらはすべて、「自分を見失っている状態」で起こるミスです。

でも、自分を100メートル離れた場所から見ていれば、

「おっと、今、自分は焦ってるな」

「自分、冷静さを欠いてるぞ」

「無理に勝とうとしてるな」

という“自分チェック”ができるんです。

これができるようになると、エントリー回数が減っても、

トレードの質がどんどん上がっていきます。

◆ 会話や人間関係も劇的に変わる

この“客観視”は、トレードだけでなく日常生活でも力を発揮します。

たとえば人と会話しているとき、

「自分は今、相手の話をちゃんと聞けてるかな?」

「今、ムッとしてないかな?」

「この返事って、自分の見栄から出た言葉じゃないかな?」

こんなふうに、自分の発言や表情を一歩引いて見られるようになると、

余計な衝突や後悔のあるやり取りが減ってきます。

怒らなくなるし、落ち込まなくなる。

その結果、人間関係のストレスがぐんと減ります。

これは人生のエネルギーを無駄に消費しないための、最高の省エネ術とも言えるかもしれません。

◆ 精神と肉体を切り離すという感覚

もう一つ大切なのが、

「感情(精神)と行動(肉体)を切り離す」という視点です。

・怒っているけど、落ち着いて対応できている

・不安だけど、冷静に判断している

・焦っているけど、ルール通りに損切りできている

このように、「感情があること」と「感情に振り回されること」は別なんです。

客観視できる人は、感情が起きても“行動のハンドル”を手放さない。

つまり、どんな状況でも、丁寧に生きられるようになるんですね。

◆ 客観視は“集中力と体力”の温存にもつながる

面白いのは、客観視ができるようになると、

自然と“集中力”や“体力”も持続するようになるということ。

なぜなら、感情のアップダウンでエネルギーを浪費しなくなるから。

FXのチャートに向かっていると、数時間があっという間に過ぎますよね。

でも、のめり込んでいる時って、実はすごく疲れる。

それは、「チャートを見る体力」ではなく、「感情に飲まれる疲れ」なんです。

一方で、客観視できている時は、

「自分が今どんな状態か」をモニタリングしている状態なので、

必要以上にエネルギーを使わない。

だからこそ、長時間でも高い集中力を保ったまま、淡々と分析や判断ができるようになります。

◆ “高性能な自分”で日常が変わる

こうして、のめり込まず、感情に振り回されず、

丁寧に、集中して動けるようになると、自然と生活の質が上がっていきます。

・相手との会話がスムーズになる

・トレードでイライラしなくなる

・睡眠や食事、体調にも気を配れるようになる

つまり、生活の全体が“ハイスペックモード”に切り替わっていく。

誰かに言われたから変えるのではなく、

“自分が自分を見て整える”ことができるようになると、

人生の主導権が自然と戻ってくるんです。

◆ まとめ:自分というキャラを操作する意識を持とう

FXも人生も、結局は「自分をどう扱うか」に尽きるのかもしれません。

・主観だけで突っ走るか

・客観的にコントロールしながら動くか

その違いが、長い目で見て大きな差になっていきます。

今日からでもできること。

それは、「100メートル後ろから自分を見てみる」こと。

・今、どんな姿勢でチャートを見てる?

・今、どんな気分で相手と話してる?

・今、自分の中にどんな感情がある?

そんなふうに問いかけながら、客観的な視点を育てていく。

それが、ブレないトレードと、豊かな日常を作るための第一歩です。

ここまで読んでくださっていつもありがとうございます😊感謝。