トレード中に感情を俯瞰できてますか?勝ち続けるトレーダーの“意識の使い方”

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こんにちは、しゅんぱちです。

突然ですが、あなたはトレード中、自分の感情を俯瞰できていますか?

「損切りになってイライラした」

「あと少しで利確なのに、急に不安になって早めに逃げた」

「エントリー直後から含み損で、ついロットを上げて取り返そうとした」

こうした感情のブレは、誰もが通る道です。

僕もかつては、何度も感情に振り回されて資金を溶かしてきました。

でも、あるときから“意識の使い方”を変えただけで、

トレード中に不思議なくらい冷静でいられるようになったんです。

今回は、そんな「俯瞰の感覚」と、実践的な3つのテクニックをご紹介します。

 

【なぜ感情に飲まれるのか?】

トレードというのは、

「お金」「期待」「恐怖」「執着」などの感情が一瞬で引き出される行為です。

特にリアルトレードでは、

自分のお金が減る可能性があるだけで、身体が反応します。

・心拍数が上がる

・呼吸が浅くなる

・視野が狭くなる

・思考が飛ぶ

これはすべて“生存本能”によるものなので、止めるのは不可能です。

でも、感情が出るのは悪いことではありません。

大切なのは、「その感情に飲まれるか」「それを俯瞰して見れるか」。

つまり、“自分をどう見ているか”という意識の位置が、勝敗を大きく左右します。

 

【俯瞰とは?】

俯瞰とは、100メートル上空から自分を見ているような感覚のことです。

「今、自分はエントリー直後に焦っているな」

「損切りされたことより、悔しさの方が勝ってるな」

「ここでエントリーしたのは、根拠じゃなく“取り返したい”だったな」

そんなふうに、自分の思考・感情・行動を、

第三者目線で観察できる状態を、僕は“俯瞰モード”と呼んでいます。

そしてこれは、トレードで勝ち続けるためには必須スキルだと思っています。

 

【俯瞰を保つ3つの実践テクニック】

では、具体的にどうすれば俯瞰を保てるようになるのでしょうか?

僕が実際に実践して、効果を感じたものを3つご紹介します。

 

① エントリー前に「実況中継する」

エントリーを押す前に、1秒でいいので心の中で実況してください。

「今、自分は買いで入ろうとしている」

「根拠はトレンドライン+抵抗帯反発+MAのロールリバーサル」

「感情的にはやや焦っているけど、シナリオ通りだ」

この“実況する癖”がつくと、冷静さを保ちやすくなります。

なぜなら、実況=第三者の目線だからです。

これはまさに、プロスポーツ選手が試合中に自分を俯瞰して見るのと同じ原理です。

 

② ポジション保有中に「一歩引く時間」を設ける

ポジションを持っていると、どうしてもチャートに張りつきたくなります。

でもここで、あえてチャートを閉じる時間を作ります。

・利確ラインと損切りラインをセット

・その後は最低5分、チャートを見ない

・その間、深呼吸 or 日常作業をする

この“意識の引き離し”が、感情の暴走を防いでくれます。

ポジションに張り付いている間は、自分がどんどんチャートに「吸い込まれて」いきます。

そうなると俯瞰どころか、自分自身がチャートそのものになってしまいます。

 

③ トレード後に「感情ログ」を書く

エントリーした理由や結果よりも、

「自分の感情がどう動いたか」を記録する習慣が効果的です。

「最初は冷静だったけど、含み益が出た瞬間に欲が出た」

「途中で逆行して、損切りしたら悔しさが残った」

「でも、事前に決めたルール通りに動けたのはよかった」

この感情ログが増えるごとに、自己認識力が上がっていきます。

そして、回数を重ねると「今この感情がまた来てるな」と気づけるようになります。

=俯瞰の精度がどんどん上がっていく、というわけです。

 

【俯瞰意識を保つということは、自分を信じること】

多くの人は、勝ちパターンや手法ばかり探しがちです。

でも、本当に大切なのは、「トレード中の自分をどう扱っているか」。

俯瞰の感覚を持てる人は、ミスをしても落ち込まず、

勝っても驕らず、ただ次のトレードに淡々と向かえます。

それはつまり、“自分の一番の味方になれている”ということ。

そしてその感覚が深まるほど、相場でのブレも自然と減っていきます。

 

僕自身、まだ完璧ではありません。

でも、この俯瞰の意識を手に入れてから、負け方も、勝ち方も、変わりました。

ルールが守れなかった日は、

「なぜ守れなかったか」ではなく、「どんな感情が支配していたか」を見るようになりました。

トレードの安定とは、感情の安定です。

感情の安定とは、意識の“高さ”で決まる。

そんなふうに、今では確信しています。

 

【まとめ】

勝てるトレーダーとは、「手法の正確さ」も重要ですが、

「どれだけ自分を冷静に見つめられるか」で決まる。

その核心は、“俯瞰の意識”。

・エントリー前の実況中継

・ポジション中の離脱時間

・トレード後の感情ログ

これらを日々積み重ねることで、

「感情に飲まれないトレーダー」になっていけます。

しゅんぱち自身、これからもトレードと向き合いながら、

魂の成長と、自己の統合をテーマに、より深いトレードを追求していきたいと思っています。

ここまで読んでくださっていつもありがとうございます😊感謝。