こんにちは!本日もしゅんぱちが解説していきたいと思います。
「緊張しない具体的な行動って何かないの?」
「緊張している時どんなことを考えればいいの?」
「緊張の根本は分かったけどどうしていいかわからない。」
と言うような疑問、悩みを持っていませんか?
そんな疑問や悩みにお答えできるよう、今回の記事では僕自身、トップ選手が緊張した時に起こしている行動について解説します。
この記事は以下のような人におすすめ↓
この記事は以下の様な人におすすめ!
・緊張した時の具体的な方法を知りたい
・緊張した時に考えることを知りたい
前回の記事では緊張してしまう根本的な原因をお話しさせていただきました。
じゃ根本は分かったけど、緊張してしまう。緊張してしまった時の具体的な行動を知らないと改善できないと思う方が多でしょう。緊張した時にどんな行動をしたらいいのか、どんな考え方をしたらいいか、いまいちピンとこないと思います。
そこで今回は、日本代表トレーナー、クローバー歯科カスピッズ実業団、全日本選手権まで場数を踏んできた僕が、ユーザーの疑問や悩みを解決する緊張した時の具体的な行動、考え方、について説明します。
この記事を読めば、緊張した時の具体的な行動、考え方が身につき、正常に頭を働かせることができていつも通りの試合ができるようになるでしょう。自分に当てはめてイメージを高めてみてください。
それではどうぞ!
顔や足、全身を軽く叩く
試合前緊張しすぎてやばい時は、体全身を叩くと本来の自分が蘇ってきやすいです。未来や過去に行っていたら一度顔を叩いてみるのもありです。ただ誰もいないところでやった方が良さそうですね笑。試合前は大きくジャンプしたり、屈伸したり、体を叩いたりして、足を動かせる様な状態に持っていき現実に集中する意識をしています。体を叩くとやはりエンジンがかかりますね。
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タオル休憩で脳をシャットダウン
写真:長﨑美柚(写真右)・木原美悠はタオルタイムで積極的に笑顔でコミュニケーション(写真は2019グランドファイナル)/撮影:ラリーズ編集部
6の倍数でタオル休憩を取ることができます。そのタオルを取った時に深呼吸をします。またタオルで顔を隠して目を瞑ることもいいでしょう。タオルで目を隠したり、一時的にシャットダウンすることで現実に戻れることがあります。緊張している時、未来や過去に行ってしまって今現在に集中できていない時に起きます。一回タオルを取って目を瞑ることをやってみてください。タオル休憩から流れが変わって一気に逆転できるケースが増えます。
靴紐を解いて結ぶ
これはかなり使っています。今では緊張することがほぼなくなり、あまり使わなくなりましたが、学生時代の時はかなりやっていました。プレイ中に試合内容が悪くなったり、流れが悪くなった時にわざと靴紐を踏んで紐を解いて結び直します。その間に時間を稼ぐことができて、脳が正常に戻る時間を与えることができます。紐を結ぶときはしゃがむまたは体を折り曲げた状態で結ぶので脳に血が周りやすく頭が冴えます。
上手くいかなくてイライラしている時は脳に血が上っている
イライラしているときは血が頭にのぼっているので一旦ジャンプしたり、屈伸したりすることでマシになります。また、頭に集中しすぎて力が入っている状態なので、足に意識を持っていきます。足に集中することができれば頭に上った血は下に流れていき、足の感覚が研ぎ澄まされて、良いプレイができる様になります。みんなイライラしたり、集中しすぎたりしている時、頭に血が上ってしまって視野が狭くなっています。なので上った血を足の方に持っていく技術があれば試合の流れも変えていくことができるでしょう。
台とネットの際で手汗を拭く、またはタッチする
写真:張本智和も台の隅で手汗を拭く(写真は2019韓国OP時)/撮影:ラリーズ編集部
おまじないみたいなもので、よくトップ選手もしているところを見ると思います。あの手汗を拭く間合いが重要になってきます。間合いがあるからこそ、考えが浮かんだり、その間に呼吸を意識したり、次の戦略を練ったりしています。僕自身も常に間合いを意識しています。間合いがないまま試合を続行してしまうと考えがまとまっていないので、プレイがうまくいかないケースが多い。なので台とネットの際で手汗を拭くようにしています。
まとめ
今回の記事で、緊張した時の具体的な方法、考え方について説明しました。
今回のポイントをまとめますと、次の通りです。↓
- 顔や足、体全体を叩く
- 脳の冷却 非公開
- タオル休憩で脳をシャットダウン
- 靴紐をわざと解いて結ぶ、一旦しゃがむ
- 頭に上った血を足に送る
- 台のネット際で手汗を拭く、間合い
この緊張した時の対処方法を知っておけば大丈夫です。
緊張した時はこの様な「行動+自分への声掛け」が大事になってきます。声掛けがネガティブだとそのような現実を引き寄せてしまいます。自分に対して「大丈夫!自分ならできる!」と声を常にかけてあげてください。そうすればいつも通り以上のプレイも可能になってきます。一緒に頑張っていきましょう。
緊張してしまう根本的な原因
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以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。