こんにちは、しゅんぱちです。
今回は、ちょっと核心を突いたテーマでいきたいと思います。
ズバリ、「資金管理って、みんな本当にできてる?」という問いかけです。
僕はこれまで、何百人というトレーダーと関わってきました。
その中で、本当に勝ち続けている人に共通していたのが「資金管理が徹底されている」という点です。
逆に言えば、どんなにうまいエントリーをしていても、資金管理が甘い人は最終的に退場してしまう。
なのに、不思議なことに……
ほとんどの人が「資金管理の大切さはわかっている」と言いながら、実際はできていない。
この違和感を、今回は言語化していきたいと思います。
資金管理は“退屈”で、“地味”で、“面倒”
正直、エントリーや手法ってワクワクしますよね。
「ここで反発するぞ」「トレンドラインが効いてる」「いける!」
そういう瞬間って、アドレナリンが出るし、やっていて楽しい。
でも資金管理はというと…
・何ロットで入るか
・いくら損切りにするか
・いくら勝ったら出金するか
・次回はどうロットを調整するか
めちゃくちゃ地味。
楽しくないし、やったところで直接的な快感もない。
だからみんな、「わかってるけど、まぁ次でいいか」って後回しにする。
でもね、
その“次でいいか”が、命取りになるのがFX。
なぜ「勝てる資金管理」をやらないのか?
資金管理って、突き詰めれば「生き残るための仕組み作り」です。
具体的には、
・1回のトレードで口座の数%までしかリスクを取らない
・連敗したら自動的にロットを下げる
・資金が増えたら一部を出金して守る
・ゼロカット口座で感情を切り離す
これを徹底すれば、「破産」することはまずない。
なのに、なぜやらないのか?
それは、感情が資金管理を壊すから。
「勝ちたい」「取り返したい」「今いけそう」
この感情が一瞬で冷静な判断を吹き飛ばしてしまう。
頭ではわかってる。でも、人間は感情の生き物。
「ここは1ロットでやるべき」だと理解していても、
負けが続くと「もう3ロットで取り返したい」となってしまう。
資金管理の敵は「技術」ではなく「自分の中の感情」なんです。
資金管理を“仕組み化”せよ
じゃあどうすればいいか?
答えはひとつ。
「仕組み」にしてしまうこと。
例えば僕が指導している受講生には、「ダランベール法」で運用してもらっています。
勝ったらロットを戻し、負けたら増やす。
でも、「どこまでやってもリスクは最大〇円」と決まっている。
さらに、ゼロカット口座を使って「口座にある資金だけをリスクにする」ことで、感情の振れ幅を小さくする。
つまり、感情が乱れる前に「管理の仕組み」が守ってくれる。
資金管理は、「考えてやる」のではなく、「自動的にそうなってしまう」ようにするのが正解。
トレードにおける“本当の実力”とは?
今の時代、勝てる手法を持っている人なんて山ほどいる。
でも、「勝ち続けている人」はほんの一握り。
その違いは何か?
資金管理を続けられる“心の土台”があるかどうか。
安定してる、自分と向き合ってる、冷静になれる。
そういう人が、資金管理を守れて、結果として生き残れる。
だから僕は、トレードで勝ちたい人ほど「メンタル」と「資金管理」を磨いてほしいと思っています。
まとめ
資金管理は、たしかに地味で面倒。
でも、逆に言えば、それをしっかりやるだけで生き残れる世界。
みんな手法にばかり目がいくけれど、
本当の勝者は「資金管理の仕組み」を持っている人。
資金管理こそが、FXにおける“唯一の聖杯”。
それに気づけるかどうかが、今後のトレード人生を大きく分ける分岐点になります。
ここまで読んでくださっていつもありがとうございます😊感謝。