こんにちは!本日もしゅんぱちが解説していきたいと思います。
「競った場面でどんな戦術を使えばいいんだろう?」
「いつもサーブからの展開で迷ってしまう・・・」
と言うような疑問を持っていませんか?
そんな疑問にお答えできるよう、今回の記事では僕自身がいつも試合中に意識している戦術、せった場面の考え方について解説します。
この記事は以下のような人におすすめ↓
この記事は以下の様な人におすすめ!
・せった場面での戦い方を教えてほしい
・最後の1本取れる様になりたい
・せった場面での型を身に付けたい!
試合で最後に勝つためには競る場面で1本取ることができなければ勝つことができません。具体的に、どんな戦術を使えば1本取りやすいのか、どんな考え方でいけば自分の心を強くしてプレイできるのかイメージしにくいと思います。
そこで今回は、日本代表トレーナー、クローバー歯科カスピッズ実業団、全日本選手権まで場数を踏んできた僕が、ユーザーの疑問や悩みを解決するせった場面での戦い方、得点パターンについて説明します。
この記事を読めば、最後の1本取れる戦術を身につけることができて、2−2で勝つ選手になれるでしょう。
それではどうぞ!
せった場面での戦術公開!
10-10でサーブを持った場合
ロングサーブから攻める
①まず思い切ってロングサーブを出してみる。サーブを思い切って出した後必ず返ってくることを想定して準備しておくこと。
バックサイドにサーブを出して攻める
②バックサイドギリギリに短くサーブを出す。そうすると相手はバッククロスにボールを集めてくるのでチャンスを伺いやすい。
フォア前のナックルサーブから攻める
③フォア前に短くナックルサーブを出す 人間の心理的にビビっているのでバックサイドにボールが集まりやすいので準備しやすい
試合序盤にロングサーブを使って効いたサーブを最後に取っておく。試合中盤に短いサーブで固めておいて、最後にロングサーブを取っておくこと。そうすれば相手はサーブを警戒しながらプレイすることになります。下回転系でも伸びるサーブでも戦いやすい方でいいですね。相手が合わせてきたらチャンスです。
バックサイドギリギリは感覚がない!?
バックサイドギリギリ台から出るサーブを出すと大体の選手が普段練習していない領域に入ってくるので感覚がない状態で相手は打球することになります。そうするとバックに合わせてくるだけになりがちです。そうなったらラッキーですね。
フォア前も1番両ハンド選手にとったら嫌いな場所。普段バック前やミドル前から練習している人がたくさんいます。だからこそ緊張した場面では有効です。大体相手のレシーブはバックに流れてきます。
あくまでも相手の様子を見ながら選択してください。参考にしてください。
10-10でレシーブを持った場合
必ず仕掛けに行くこと。びびって置きに行かない。自分を鼓舞して必ず仕掛ける。フリックでもツッツキでもチキータでも仕掛けに行く。置きにいって浮いて打たれて後々後悔するパターンは最悪です。相手もビビっているのだから先に必ず仕掛けることが重要。置きにいって入れに行って打たれたら次に繋がらない。
・フリックをミドルにする
・ツッツキをガツッと切ってやる
・相手が長いのを恐れて待っているならフォア前にちょこっと落とす
色々戦い方はありますが必ず先に仕掛ける意識でいてください。必ずパターンを何個か準備しておくこと
大衆心理的にボールは7割から8割バックに集まる
まずはこれで問題ありません。びびって戦術を練っていないサーブを出して、返ってきたボールを打っていても成功率が下がります。必ずパターンを持っておくこと。
自分も相手もビビっています。同じ気持ちなら思い切って行って悔いの残らないようにしてください。緊張状態になると大衆の心理的に7割から8割、相手のバックにボールを送ろうとする。そこが狙い目です。
10-10って聞くと何をしたらいいのかわかりませんよね。僕も何をしたらいいのかわかりませんでした。サーブも適当に出して普通にレシーブされて慌ててミスだとか、レシーブは置きにいって浮いて打たれて終わりだとか。経験値を重ねた結果、研究して戦略を練りました。
何回も頭をしばかれてやっと気づきます。負けるのが怖いとか。負けたら次はないと思って戦うより、未来の自分に向けた試合ができると成長速度は速いです。
まとめ
今回の記事で、10−10のせった場面での戦術、具体的にどう攻めたらいいのかいくつかパターンについて説明しました。
今回のポイントをまとめますと、次の通りです。⇩
- ロングサーブ
- バックサイドギリギリサーブ
- フォア前ショートサーブ
※大衆の心理的に7割から8割バックに集まる
この3点サーブからの戦術を意識して試合、練習していくことをお勧めします。サーブ出すポイントを明確化することでチャンスが来やすくなり、得点ができるケースが増えて来ます。戦略的にサーブを出して、強気で攻めて勝てた時は、自分が事を起こして成し遂げた勝利なので更なる自信となり、もっと卓球のレベルが上がります。一緒に頑張っていきましょう!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。